●「スピリット・オブ・タスマニアⅣ」進水

 豪タスマニアのTTラインの新造船の命名・進水式が,10月27日,フィンランドのラウマ・マリーン造船所(RMC)で行なわれ,スピリット・オブ・タスマニアⅣ Spirit of Tasmania Ⅳと命名され進水した。48,000総トン,航海速力26ノット,船客1,800人,総車両レーン長4,098メートル,LNG燃料駆動で,2023年末に竣工を予定し,タスマニア島とオーストラリア本土を結ぶバス海峡横断航路に就航する。続く2番船スピリット・オブ・タスマニアⅤは,2022年末から本格的な建造が始まり,2024年後半の竣工を予定している。

                      (RAUMA MARINE CONSTRUCTION)