●東京で「舟旅通勤」始まる

 東京都が進める舟旅通勤が,10月25日から豊洲〜日本橋ルートで開始された。都では舟運が身近な観光・交通手段として定着し,水辺の賑わいを創出するよう2016年度から実証実験を進めてきた。今年度から補助制度を作り,第1弾として観光汽船興業と三井不動産のチームが選ばれた。観光汽船興業が運航し,火~木曜(第2水曜,祝日,年末年始を除く)に豊洲発16時〜19時40分,日本橋発16時25分〜20時5分の間に50〜60分間隔で5往復する。所要時間約20分,料金500円で,乗船はWEB予約が優先。旅客定員41人のアーバンランチ(19総トン)または11人のリムジンボート(6.6総トン)が就航し,アーバンランチは自転車や車椅子も搭載できる。第2弾として2024年春から東京湾クルージングと野村不動産による晴海〜日の出ルートが開始される。

                          (アーバンランチ)