●長距離フェリー輸送5月は大幅減
日本長距離フェリー協会は6月25日,加盟8船社の5月の利用実績を公表した。それによると旅客輸送人員は47,972人で前年同月比80パーセントの大幅減,トラック輸送台数は84,506台で16パーセント減少した。旅客は阪神~北九州が15,358人(80%減),阪神~中九州が6,563人(83%減),阪神~南九州が7,561人(77%減)となったほか,北陸~北海道4,915人(80%減),中京~東東北305人(95%減),中京~北海道578人(77%減)だった。減少率の最も小さい北関東~北海道でも5,142人で67パーセント減少している。トラックは阪神~北九州23,441台(21%減),阪神~中九州8,425台(24%減),阪神~南九州11,059台(11%減)となったほか,北陸~北海道7,501台(17%減),中京~東東北1,357台(14%減),中京~北海道1,581台(10%減),北関東~北海道11,273台(6%減)だった。移動自粛制限の影響で旅客輸送が大きく落ち込み,トラックも製造業などの荷動きが鈍く輸送量を落とした。
(編集部)