■自衛隊が九州豪雨に災害派遣
7月4〜8日,日本付近に停滞した梅雨前線の影響で,各地で猛烈な雨が降り続き,特に記録的な豪雨に見舞われた九州地方では,8日現在,河川の氾濫や土砂災害などにより,死者57名,心肺停止4名,行方不明者16名を出す甚大な被害が生起した。これに対し自衛隊は,陸上自衛隊西部方面隊を基幹とする20,000名態勢をもって災害派遣活動を実施。7月8日の時点で,現地において,人員約3,750名,航空機29機(ヘリコプター27機,固定翼機2機)が人命救助,給水支援などの活動を実施している。