西之島が大規模噴火

海上保安庁は6月7日に続き、6月15日にも西之島の航空観測を実施したが、それによると前回を上回る大規模な噴火が確認された。
 
爆発こそ伴わないものの、中央火口からは黒褐色の連続した噴煙が激しく噴出し、最大高度は2000メートルに達するほか、火口丘の中腹から溶岩が海にまで流れ込んでいる。
 
このため海上保安庁では引き続き火口を中心に半径1.4浬以内を警戒範囲と定め、周辺を航行する船舶に注意を呼びかけている。