米海兵隊がLSM のための実証試験を実施中

 米海兵隊の戦闘研究所(MCWL:Marine Corps Warfighting Laboratory)
は,洋上支援船レゾリューションResolutionを用船し,カリフォルニア州キャ
ンプ・ペンドルトンのデル・マール泊地で,EABO(Expeditionary Advance
Base Operation)用に導入を計画している新しい小型揚陸艦LSMのための試験
を実施している。
 レゾリューションは,全長77.4メートル,幅16.5メートル,吃水3.7メート
ル。同船を改修して,船尾に長さ約110フィートのランプ(42フィート,24フ
ィート,44フィートに三分割して折りたたむ構造),揚陸時に船を安定させる
ための支柱4本,ランプを支える2本のタワーを追加設置した。そして同船を
使い,なにをどれぐらい搭載できて,なにができるかを実地に試している。な
お,現在は船尾のランプを地上に降ろして達着させるのに25分を要している
が,もっと迅速化したいとの考えがある。