●阪九フェリー「つくし」は売船へ

 阪九フェリーは11月から実施予定としていた2航路4隻から5隻体制での増便運航を取り止める。近年のモーダルシフト需要への対応として,新門司~泉大津航路に1隻を追加投入する計画を立てていたが,新型コロナウイルスによる外出自粛などの影響で旅客輸送が大きく減少しており,今後も厳しい局面が続くと見て増便方針を撤回した。去る3月と6月の新門司~神戸航路新造船(せっつ,やまと)の就航により,余剰となった“つくし”(2003年竣工)を配船する予定だった。“つくし”は既存4隻の来年1~6月のドック時の代船として就航後,売船される見通し。

                      (阪九フェリー)