●長距離フェリー旅客輸送 記録的減少

 日本長距離フェリー協会が加盟8船社の3月の輸送実績をまとめた。それによると旅客輸送人員は106,121人,前年同月比56パーセントの大幅減となり,トラック輸送台数も101,196台で6パーセント減少した。旅客は阪神~北九州が39,464人で59パーセント減少,以下阪神~中九州16,659人(-65%),阪神~南九州17,942人(-57%)と大きく落ち込んだほか,北陸~北海道6,077人(-45%),中京~東東北1,477人(-76%),中京~北海道1,052人(-52%),北関東~北海道9,284人(-15%)と全航路で2桁減少した。トラックは阪神~北九州が30,801台で7パーセント減のほか,阪神~中九州10,793台(-10%),阪神~南九州12,429台(-3%),北陸~北海道7,785台(-3%),中京~東東北1,498台(-23%)で,唯一北関東~北海道が7パーセント増加し12,841台だった。3月は旅客の急激な落ち込みを減少幅が緩やかだった貨物輸送が支えた様相だが,4月は製造業の休止などで貨物輸送がさらに減少する見通しで,厳しい局面が続く。