●北欧フェリー「ヴァイキング・グローリー」の引渡し遅延

 フィンランド,ヴァイキング・ラインのヴァイキング・グローリーViking Gloryの引渡しが遅れる見通しを,先頃同国のメディアが伝えた。現在中国の厦門船舶重工で建造されており,今年末に引き渡され,2021年初からストックホルム~トゥルク航路に就航予定だった。原因は1月の旧正月休暇と,その後の新型コロナウイルスの蔓延により工場や工員居住地が封鎖され全面操業ができないため。ヴァイキング・ラインでは2021年夏までには就航させたい意向。63,800総トン,船客2,800人,貨物車両レーン長1,500メートルで,LNG燃料駆動となる。

                                 (VIKING LINE)