●能力支援で新ユニット 巡視船「ふじ」と組み合わせ

 5月20日,海上保安庁の瀬口良夫長官は会見で,海保のモバイル・コーポレーションチーム(MCT)と国際業務対応・練習船“ふじ”を組み合わせたFOIP(自由で開かれたインド太平洋)普及のための新たな海上保安機関能力向上支援ユニットを編成することを明らかにした。これは高市早苗首相が提唱した「進化したFOIP」構想を受けたもの。

 MCTは東南アジア諸国などの能力支援のため2017年に発足した。専門的な知識や高度な技術を持つ職員の専従チーム。現在,本庁総務部国際戦略官に属し要員は約20人規模である。

 一方,“ふじ”は今年12月に就役予定の総トン数約6,000トンの大型巡視船。ヘリコプター1機が搭載可能で,研修用施設なども有する。 (海上保安協会 新聞事業部 部長 米田 堅持)