●神戸大学の多機能練習船「海神丸」進水

 神戸大学の新しい練習船海神丸Kaijin Maruが,10月8日,三菱重工マリタイムシステムズ玉野本社工場で進水した。2020年に三井E&S造船が受注し,去る10月1日から同社の官公庁船事業を引き継いだ新設の三菱重工マリタイムシステムズとして,初の命名・進水式であった。現有の深江丸(499総トン,三井造船で1987年竣工)の代船で,来たる3月竣工の予定。約830総トン,全長59.6メートル,幅11.0メートル,深さ6.7メートル,航海速力約12.0ノット,定員66名。本船は「練習船」「探査観測船」「災害支援」の三つの機能を有する多機能練習船で,講義室や実習・演習用スペース,各種観測機器を備えるほか,災害発生時に水や電力供給,支援物資輸送などに従事できるのが特徴。船名は「海の神戸大学」にちなみ,白いイルカから着想を得た船体デザインは,世界的工業デザイナー奥山清行氏のKEN OKUYAMA DESIGNが担当した。

                           (三菱重工)