●名門大洋フェリーの「フェリーふくおか」進水!

 三菱造船で建造されている名門大洋フェリーの新フェリー2番船“フェリーふくおか”が,10月8日,三菱重工下関造船所で進水した。2002年就航の“フェリーふくおかⅡ”(9,770総トン,船客692名,トラック108台,乗用車145台積載)の代船で,2022年3月28日に就航する予定。命名・進水式では,共有船主鉄道・運輸機構の河内隆理事長が命名し,服部敦子福岡県知事夫人が支綱を切断した。新船はトラック積載数増大による輸送力増強,公室の拡充,大部屋廃止など旅客サービスを向上するほか,「withコロナ」を前提とした抗ウイルス・抗菌加工も施工している。15,400総トン,全長195メートル,幅27.8メートル,深さ20.3メートル,航海速力23.2ノット,船客定員675名,車両搭載数トラック162台,乗用車140台。ちなみに1番船“フェリーきょうと”は,2021年12月16日にデビューする。

                         (名門大洋フェリー)