●沈没客船「タイタニック」の腐食進む

 ニュー・ファンドランド沖の大西洋に沈むタイタニックTitanicの有人探査が,14年振り実施された。英PA通信の8月21日の報道によれば,今回の調査では大西洋の約4,000メートルの海底に5回の潜水を行ない,塩分やバクテリアの影響で船体の腐食が進んでいる様子が明らかになった。探査会社カラダン・オーシャニックなどによると,船員部屋があった右舷側が崩れ始めているのが確認されたほか,デッキ,客室の劣化も進んでいた。映像は超高精細4K画像で撮影され,ナショナル ジオグラフィック(TV)の特別ドキュメンタリーとして2020年に公表が予定されている。