●川崎汽船がLNG燃料自動車船を8隻新造

 川崎汽船は9月21日,7,000台積みLNG燃料自動車専用船を8隻新造し,日本シップヤード,新来島どっくおよび中国の招商局南京金陵船舶と各2隻の建造で合意したと発表した。残り2隻は海外船主の起用で新造用船する。去る3月に竣工した同社初のLNG燃料自動車船センチュリー・ハイウェイCentury Highway Green(73,515総トン,最大7,080台積載)に続くもので,2023~25年度に竣工の予定。これらは重油燃料船に比べCO2排出を25~30パーセント,SOx排出をほぼ100パーセント,NOx排出を80~90パーセント(排ガス再循環システム使用)削減を見込んだ環境対応船で,「“K”LINE環境ビジョン2050」で設定した「CO2排出効率2008年比50パーセント改善」の達成に向けた代替計画の一環。

                           (川崎汽船)