●フジトランスのRORO船「ふがく丸」進水

 三菱造船がフジトランスコーポレーションから受注した新造RORO船“ふがく丸”の命名・進水式が,去る10月31日,三菱重工下関造船所で行なわれた。三菱造船の発足(2018年)後初めて進水するRORO船で,同船種の建造は下関造船所ではおよそ6年振り。より多くの車両積載と推進抵抗低減のため,垂直船首形状とされたほか,GHG(温室効果ガス)の削減を目指して陸上供電装置も搭載した。13,000総トン,全長165.0メートル,幅27.6メートル,航海速力21.0ノットで,積載車両台数は乗用車換算1,754台。現行船より幅を拡大し,トレーラー区画の構造を工夫することで,トレーラー旋回スペースに余裕を持たせ,積付け効率を向上させた。竣工は2024年4月の予定で,名古屋~豊橋~鹿児島~沖縄航路に投入され,同名の既存船(11,573総トン,1997年竣工)を代替する。

                          (三菱造船)