■海上自衛隊が海上保安庁と共同訓練を実施

 3月5日,海上自衛隊は海上保安庁と,沖縄南方および日本海で共同訓練を行なった。訓練の目的は戦術技量の向上および海上保安庁との共同対処能力の強化であった。

 沖縄南方における訓練参加部隊は海自が自衛艦隊司令部,第3護衛隊,護衛艦“ゆうぎり”,海保が第11管区海上保安本部,巡視船“おきなわ”“くにがみ”,日本海における参加部隊は海自が第14護衛隊,護衛艦“あさぎり”,多用途支援艦“ひうち”,海保が 第8管区海上保安本部,巡視船“だいせん”,シコルスキーS-76Dヘリコプター。訓練項目は総合的な対処・連携強化に係る訓練として,①情報共有訓練,②護衛艦等および巡視船の運動要領等に関する訓練であった