日米海上保安機関が相次いで合同訓練を実施

9月23日、海上保安庁の大型ジェット機ガルフVと米コースト・ガードのカッター「バーソルフ」が、北海道東方の公海上で合同訓練を実施した。北太平洋における大規模流し網漁船の監視共同パトロールを念頭に、情報の伝達手順と方法の確認が目的であった。

 

なお、日米コースト・ガートの合同訓練は今年4回目となり、近く5回目も予定されているが、今年2月に小笠原で「あきつしま」と「キンボール」が行った大型船同士の訓練は2008年以来のものであったことを考えると、対中国牽制の一環として両機関の連携強化も重視されていることがうかがわれる。