●デッキ・クレーン用三角帆「デルタセイル」を開発へ
大島造船所,商船三井,商船三井ドライバルク,相浦機械(Iknow Machinery Co.。佐世保)の4社は7月27日,船舶の荷役用クレーンなどを利用した推進力補助帆「IKNOW DELTA SAIL CRANE」(アイノウ・デルタ・セイル・クレーン)を共同で研究開発することに合意したと発表した。この研究は航行時のGHG排出削減を目的に,洋上風を推進力に生かすため既存船の荷役用デッキ・クレーンの三角部などに帆を張るもの。運航船の多くが荷役用クレーンを装備している商船三井ドライバルクでは,撒積船,木材チップ船など船種を限定せずにこのデルタセイル搭載を検討するとしている。画像はそのイメージ。
(商船三井)