●スキュラの探検クルーズオペレーター
スイスに本拠を置くスキュラは,ヴィヴァ・クルーズ・エクスペディションのブランドで外洋クルーズに進出する。運航船は独ハパク・ロイド・クルーズから購入したブレーメンBremen(6,752総トン,船客155人,1990年竣工)で,シー・ヴェンチャーSea Ventureとして2021年5月15日アムステルダム発のクルーズでデビューし,北欧や北極海を中心に,カナダから南米方面などへの13コースを実施する。同社は船舶管理会社としてリバー・クルーズ船を多数所有し,自社ブランドのヴィヴァ・クルーズでも運用している。なおシー・ヴェンチャーは,2021年10月~2022年5月は米ポーラー・ラティチューズがチャーターして南極クルーズを行なうことがすでに発表されており,その前に北半球で稼働する。
(Hapag-Lloyd Cruises)