MCM仕様の米LCSが初めてペルシャ湾に展開
米海軍のインディペンデンスIndependence級沿海域戦闘艦キャンベラCanberra LCS-30が,5月22日にバーレーンに到着した。対機雷戦ミッション・パッケージ搭載の米LCSのペルシャ湾展開は,同艦が初めてとなる。
続く2番手として,サンタ・バーバラSanta Barbara LCS-32も中東に向かっていた。ところが6月13日に,イランとイスラエルが交戦を開始,23日にはイランがカタールの米空軍基地をミサイル攻撃する事態に発展した。これを受けて米海軍はバーレーンから人員の一時退避と艦艇の緊急出港を実施。その関係からか,サンタ・バーバラは6月10日にインドのコチに入港したが,いったんマレーシアのポート・クランに引き返した。(Jane’s 2025/5/30,Naval News 2025/6/23)