六管本部がバーチャル展示会を企画

海上保安庁と海上保安協会は、22回目となる「未来に残そう青い海・海上保安庁図画コンクール」の受賞作品を10月末に発表したが、受賞作品は12月16日から約2週間、霞ヶ関の本庁ロビーに展示される。

k211029-3.pdf (mlit.go.jp)

これとは別に、管内からの応募作品を地元で展示する管区本部もあり、六管本部はオンラインで作品を紹介するユニークな展示会(バーチャル展示会)を企画している。

展示会場はバーチャル撮影を行なった巡視船「こじま」で、2000点を超える管内からの応募作品のうち、許諾を得られた約1800点を仮想船内の各所に展示する。

作品を鑑賞しながら船内の様子も楽しむことができるという趣向で、期間は来たる12月15日0900時から、年明け1月16日まで。アドレスはホームページやツイッターで近く公開される。

コロナ禍の影響で自粛が続く巡視船の体験航海や一般公開に代わるイベントとしての意味合いもあり、今回見学できる場所には一般公開では立入禁止になっている錨鎖甲板や機関管制室、学生居室もあり、マストのてっぺんから俯瞰した映像もあるという。また船内の各所には「ご当地うみまる」のイラストも隠されている。

閲覧はパソコンやスマートフォンで行なうが、市販のVRゴーグルを接続するとより迫力のある映像を体験できるという。