CPSのエンド-エンド飛翔試験を初めて実施
米国防総省は5月2日,フロリダ州のケープ・カナベラル宇宙軍施設で,CPS(Conventional Prompt Strike)による初のエンド-エンド飛翔試験を実施したと発表した。エンド-エンドとは,発射から着弾までの一連の過程を,個別ではなく通しで行なったという意味。
CPSは米海軍独自仕様のロケット・ブースターに,陸軍のLRHW(Long-Range Hypersonic Weapon)こと“ダーク・イーグル”と共用する滑空飛翔体C-HGB(Common Hypersonic Glide Body)を搭載する。発射には,コールド・ガス・ローンチを使用する。(DoD 2025/5/2)