今月のその他のニュース

○フィンランドの国境警備隊(Rajavartiolaitos)が2025年12月に,英グリフォン・マリーンにエアクッション艇グリフォンSTD 2000TD3隻を発注した。契約額は非公開。全長12.7メートル,幅6.2メートル,ペイロード2トン。(Jane’s 2026/1/5)
○オーストラリアのオースタルが1月22日に,ガーディアンGuardian級哨戒艇の殿となる24番艇が進水したと発表した。引渡し先は不明だが,艦番号「P805」が書かれていることからツバル向けと推定されている。計画名称プロジェクト・シー3036 PPB-R(Pacific Patrol Boat Replacement)。排水量160トン,全長39.5メートル,全幅8メートル,乗組員23名,キャタピラー3516Cディーゼル2基で最大速力20ノット。30ミリ機銃と12.7ミリ機銃を備える。(Jane’s 2026/1/23)
○フィンカンティエーリは12月22日に,インドネシア海軍向けPPA(Pattugliatore Polivalente d’Altura)の2番艦プラブ・シリワンギ Prabu Siliwangi(321)を引き渡した。1番艦ブラウィジャヤ Brawijaya(320),は2025年7月に引渡し済み。(Fincantieri 2025/12/22)
○TKMSエスタレイロ・ブラジウ・スウ(TKMS Estaleiro Brasil Sul)で,ブラジル海軍向けのMEKO A-100MB型タマンダーレTamandaré級フリゲイトの殿となる4番艦の建造工程がスタートした。予定艦名はマリス・エ・バロスMariz e Barros(F203),2027年起工,2029年就役の予定。(Jane’s 2026/1/14)
○フィンランドのラウマ造船所(RMC)で1月14日に,フィンランド海軍向けポーヤンマーPohjanmaa級コルベットの3番艦の起工式が行なわれた。昨年8月から鋼材切出しを始めていたもの。(Naval News 2026/1/15)
○ギリシア向けFDI(Frégates de Défense et d’Intervention)であるFDI HNの1番艦キモンKimon (F601)が,フランスのロリアンから回航され1月15日にサラミス海軍基地に到着した。(Greece MoD via Naval News 2026/1/15)
○ナバンティアのプエルト・レアル造船所で,英海軍の新型補給艦FSS(Fleet Solid Support)で使用するモジュールの製作がスタートした。すでに,イギリスのアップルドールにあるナバンティアUKの造船所では,昨年12月から1番艦の鋼材切出しが始まっている。(Navantia 2026/1/23)
○STエンジニアリングのベノイ造船所で1月27日に,シンガポール海軍の新型水上戦闘艦MRCV(Multirole Combat Vessel) の2番艦ヴァラーValourの起工式が行なわれた。同級は6隻の建造が決まっており,艦名はヴィクトリーVictory(88),ヴァラー(89),ヴィジランスVigilance(90),ヴァリアントValiant(91),ヴィガーVigour(92),ヴェンジャンスVengeance(93)。排水量8,000トン,全長150メートル,幅21メートル,最大速力22ノット,航続距離7,000浬。主兵装は76ミリ砲STRALES,30ミリ機銃MK30-C,SAMはVL MICAとアスター,SSMは機種未定。(Naval News 2026/1/28)
○台湾で初めての国産潜水艦海鯤Haikun(SS-711)が1月29日に,初の潜航試験を実施した。昨年11月に実施した浮揚試験に続く試験となる。この後は,兵装のインテグレーションに関する試験と実射試験を予定している。(Naval News 2026/1/29)