●水素混焼エンジン搭載タグボート「天歐」カーボンニュートラル航走に成功!
昨年10月に竣工した国内初の水素混焼エンジン搭載タグボート天歐が,去る12月24日,水素とバイオディーゼル燃料の混焼により,世界初のゼロカーボン航行に成功したと1月14日に日本財団が発表した。本船は同財団が進めるゼロエミッション船プロジェクトの一環で「水素エンジンゼロエミッション船運航コンソーシアム」(12社。代表:ジャパンハイドロ)が開発。バイオディーゼル燃料による性能確認後,水素との混焼運航を実施した。この組合せ燃料によるタグボートのゼロカーボン航行は世界初の事例。主要目は287総トン,全長38.063メートル,幅9.6メートル,深さ4.2メートル,吃水3.2メートル,主機BeH₂ydro 12DZD型水素混焼ディーゼル2基,連続最大出力3,236kW(4,400馬力),速力14.3ノット,曳航力前進最大56.0トン,後進最大50.4トン,最大搭載人員船員6名,旅客12名(3時間未満)。同コンソーシアムでは,続いて2026年度竣工予定で水素専焼エンジン搭載カーフェリーの建造に着手しており,浮体式の洋上水素ステーションの開発も行なっている。

(日本財団)