●「三井オーシャンサクラ」のデビュー日程発表

 10月28日の「フジ」に続いて商船三井クルーズは11月6日,2026年に就航を予定する三井オーシャンサクラのデビュー・クルーズのスケジュールを発表した。デビューは9月19日で,横浜を17時に出港,鳥羽,日高に寄港して横浜へ戻る5日間の航海となる。以降は横浜,東京,名古屋,神戸,広島,博多,金沢,新潟を起点に12月までに合計29本を行ない各地で麗姿を披露する。3泊程度のショートを中心に好評の秋の絶景を満喫するクルーズや定番のクリスマスクルーズなど,多彩なコースを組んだ。年末の12月26日には9日間「ニューイヤー 南西諸島・台湾クルーズ」を実施し,洋上で新年を迎える。

 またこれに合わせて船内施設について発表した。同社運航船の伝統や想いを受け継ぎ,施設名やサービスの概要を決定したという。名称はメインダイニングが“レストラン桜”,ビュッフェが“テラスレストラン八重”,スペシャルレストランが“寿司バー潮彩”,船首のバーは“バー海” に決まった。プールサイドには新たに足湯が設けられる。客室は全室海側のスイート仕様でカテゴリーは7つ,約9割にプライベート・ベランダを備える。9月19日発のクルーズでは,1室2名利用の1名料金はオーシャンビュースイートの37万2,000円からMitsui Oceanスイートの124万1,000円に設定されている。

                        (商船三井クルーズ)