ドイツ海軍が艦載レーザー兵器を領収
ドイツ海軍が,ラインメタルとMBDAが共同開発した艦載レーザー兵器のデモ
ンストレーターを領収した。これを10月28日に,ドイツのメッペンにある武器
弾薬の試験部門WTD91(Wehrtechnische Dienststelle fr Waffen und
Munition)のレーザー兵器担当施設に搬入。これから試験を実施する。用途と
しては,C-UAS(Counter-Unmanned Aircraft System),小艇との交戦,ミサ
イルの迎撃を想定している。現行モデルの出力は20kWだが,100kWまでスケー
ルアップする話もある。
ドイツ海軍この領収に先立ち,1年ほどの期間をかけて124型フリゲイト,
ザクセンSachsen艦上で試験を実施していた。この試験での実射は100回を超え
たという。(DefenseNews 2025/10/29)