ヴァージニア級の魚雷発射管からUUVを発進

 ハンチントン・インガルス(HII),ウッズ・ホール海洋研究所(WHOI:
Woods Hole Oceanographic Institution),米海軍水中戦センター(NUWC:
Naval Undersea Warfare Center)ニューポート部門の3者は,ニューヨーク
州セネカレイクで,REMUS 620 UUVをヴァージニアVirginia級攻撃原潜の魚雷
発射管から発進・回収する試験を成功裏に実施した。これに先立ち,兵装ハン
ドリング・魚雷発射システムSAFECAPとREMUS 620との互換性検証を実施してい
た。
 なお英海軍でも同様に,アスチュートAstute級攻撃原潜の魚雷発射管を用い
てUUVの発進・回収を実施する“Project Scylla”という計画を進めている。
こちらは,2026~27年度の初度運用能力(IOC:Initial Operational
Capability)達成を目指している。2024年12月に最初の洋上試験を実施,続い
て2025年5月に攻撃原潜アスチュートを用いて2度目の試験を実施している。
(Jane’s 2025/10/3,同2025/10/8)