■1,900トン型哨戒艦「さくら」「たちばな」が進水
11月13日,ジャパン マリンユナイテッド横浜事業所磯子工場で,令和5年度計画による1,900トン型哨戒艦の1番艦「さくら」,2番艦「たちばな」が進水した。3月頃までには同年度計画による3,4番艦も進水予定で,令和9年3月頃までに就役の予定。
本型は海上自衛隊が整備中の新艦種の警備艦で,就役後は7年度末に自衛艦隊の下に新編される水上艦隊隷下の哨戒防備群に配属され,主に南西諸島方面における警戒・監視活動等に従事する。基準排水量1,920トン,全長約95メートル,主機CODLAD,速力25ノット。兵装は30ミリ単装機銃1基で,後部に格納庫とヘリコプター/UAV用の飛行甲板等として使用される多目的甲板,USV/RHIB用の揚収装置を備える。