●「アイコン・クラス」4番船起工 5隻目も確定

 米ロイアル・カリビアン・グループ(RCG)の「アイコン・クラス」4番船の起工式が,9月8日,フィンランドのマイヤー・トゥルク造船所で行なわれた。2027年の引渡しを予定し,ロイアル・カリビアン・インターナショナル(RCI)が運航する。250,800総トン,船客約5,600人で,同社LNG燃料客船の5隻目となる。またRCGは9月23日,同級5番船の建造をマイヤー・トゥルク造船所へ正式発注した。2028年の引渡し予定で,さらに発表済みの6隻目に加えて7隻目のオプション契約を結んだことも明らかにした。今回起工された4番船の船名は未発表だが,評価の高い国際海運データベースの「エクアシス」には,ヒーロー・オブ・ザ・シーズHero of the Seasの名前が掲載されている。

                            (RCI)