●商船三井クルーズの新船名「三井オーシャンサクラ」発表

 商船三井クルーズは8月19日,去る3月に商船三井がシーボーン・クルーズから購入したシーボーン・ソジャーンSeabourn Sojournを「Mitsui Ocean Sakura」(三井オーシャンサクラ)と命名すると発表した。来年後半に日本籍船として就航させ,日本近海で短中期の利用しやすいクルーズを実施する。本船は昨年12月にデビューした三井オーシャンフジMitsui Ocean Fu(ji 前シーボーン・オデッセイSeabourn Odyssey)の同型船で,フジの運航経験を踏まえより習熟したサービスを提供できるとしている。32,477総トン,全長198.2メートル,船客定員458名,2010年竣工。なおクルーズ事業を新たな成長分野と位置付ける商船三井では,2027年以降の新造船建造を発表しており,来年引退する“にっぽん丸”を受け継ぐ船として期待される。

                        (SEABOURN CRUISE LINE)