●舞鶴〜小樽航路新フェリー「けやき」11月14日就航

 新日本海フェリーは8月7日,三菱重工下関造船所で建造中の舞鶴〜小樽航路新造船“けやき”の就航を,11月14日の小樽発からとすると発表した。“けやき”は4月29日に進水し,現在艤装工事が行なわれている。14,300総トン,航海速力28.3ノットで,船客定員は286人,トラック約150台,乗用車約30台を積載し,国内フェリーでは初採用のダックテールなど最新鋭省エネ船型を採用している。船内はスイートからドライバー室まで8クラスの客室,2層吹抜けのサロン,露天風呂,予約制グリルなどを備える。第2船も建造中で,10月19日に命名・進水式を実施し,来年6月の就航を予定している。既存船“はまなす”“あかしあ”を順次代替する。

                        (新日本海フェリー)