●商船三井クルーズ「三井オーシャンフジ」晴海新客船ターミナル初入港

 老朽化により解体された東京の晴海客船ターミナルが,去る8月に新築工事をほぼ終え,同7日,第1船として商船三井クルーズの三井オーシャンフジMitsui Ocean Fujiが初入港し,歓迎セレモニーが行なわれた。平屋のコンパクトな新ターミナルは広さ約3,257平方メートルで,バスケットコート7.7面分のサイズ。スペースのおよそ半分が客船出入港時の待合室兼乗船手続き用で,奥側にCIQ を設けている。周辺の駐車場や噴水広場など外構工事は継続されており,来たる11月に本格開業となる予定。晴海の運用再開で,東京港は東京国際クルーズターミナルとの2ターミナル態勢となり,客船誘致に期待がかかる。

                           (編集部)