米海軍の新造艦に関する動向

○ハンチントン・インガルスのニューポート・ニューズ造船所で建造しているヴァージニアVirginia級攻撃原潜の27番艦アーカンソーArkansas SSN-800が,7月2日に進水した。(HII 2025/7/2)
○ジェネラル・ダイナミクス傘下のナショナル・スチール&シップビルディングは,次期潜水艦母艦AS(X)の設計熟成に関する契約を7,266万ドルで受注した。さらに2,727万ドルのオプション契約がある。契約期間は2026年9月30日まで。(DoD Contracts 2025/6/30)
○テクストロン・システムズは米海軍海洋システム軍団(NAVSEA)から,エアクッション揚陸艇SSC(Ship to Shore Connector)ことLCAC-100級のオプション契約分3隻を3億5,396万ドルで受注した。契約期間は2031年7月まで。これと前後してロールス・ロイスが,LCAC-100級に搭載するMT7ガスタービン機関12基と関連部品などを5,473万ドルで受注している。数量が符合するので,このオプション契約分3隻に搭載すると思われる。(DoD Contracts 2025/7/3,同2025/7/11)