インド海軍の新造艦就役に関する話題

○7月1日,フリゲイトのタマルTamal(F71)が就役した。ロシアのヤンター造船所で建造したタルワーTalwar級発展型のうち2隻目で,ロシア海軍向けに建造していたがウクライナ製主機を入手できなくなりインドが引き取った。現時点では本艦が,海外でインドが建造・輸入する最後の艦となる。(Naval News 2025/7/1)
○6月18日にヴィシャカパトナムで新しい小型対潜艦(ASW-SWC:Anti-Submarine Warfare Shallow-Water Craft)アルナラArnala(P68)の就役式典が行なわれた。配備先は東部方面艦隊。建造所はガーデン・リーチ造船所(GRSE)。同級は16隻整備計画で,GRSEとコーチン造船所で各8隻建造する。排水量1,500トン,全長77.6メートル,幅10.5メートル,吃水2.7メートル。主兵装はRBU-6000対潜ロケット発射機1基,3連装短魚雷発射管2基,30ミリ遠隔操作式機銃1基,12.7ミリ遠隔操作式機銃2基。(Naval News 2025/6/25)