●RSSCの新型「セブン・シーズ・プレステージ」船内CG
リージェント・セブン・シーズ・クルーズ(RSSC)が建造中の次世代客船の1番船セブン・シーズ・プレステージは,去る3月27日に伊フィンカンティエーリ造船所マルゲーラ工場で起工式を行ない工事が本格化,さらにスイートやレストランなどの完成予想CGが相次いで発表された。主要目は約77,000総トン,全長257メートル,スイート434室,船客約850人,2026年引渡し予定。
デッキ4~5吹抜けの「スターライト・アトリウム」はルネサンス建築の壮麗さと現代的豪華さを融合させたデザイン。2基の螺旋階段は上階で一つになってデッキ11まで続き,天井がガラス張りのスカイライトになっている。
スペシャリティ・レストラン「アジュール」(Azure)は地中海ダイニングをサーブする。地中海を思わせる華やかな折衷スタイルを採用し,モダンなアラベスク模様と素朴な陶器,オリーブの実と木をイメージしたシャンデリアなどを配置した。
汎アジア料理レストラン「パシフィック・リム」(Pacific Rim)では,調和と均衡を特徴とする日本のデザイン・コンセプトを取り入れ,多数の木材を用いた内装や落ち着いた禅の雰囲気により,アジア料理のシンプルさと複雑さを表現した。
2フロアのデュプレクス・タイプ「スカイビュー・リージェント・スイート」が初登場。広さ817平方メートルで,2層のバルコニー(344平方メートル)やリビング,ガラス張りバーのあるスイート内ダイニング,ベッドルーム2室などを備える。
(RSSC)