●第9回「ふね遺産」5件認定
日本船舶海洋工学会(JASNAOE)は6月16日,ふね遺産審査委員会を5月19日に開催し,第9回ふね遺産として5件を認定したと発表した。今回認定されたのは,昭和天皇の御採取船「葉山丸」(大三島海事博物館で保存公開中),日本初のフローティングホテル・レストラン「スカンジナビア」(旧ステラ・ポラリス),東京オリンピック(1964年)の競技警備用として建造され,動態保存されている木造帆船「やまゆり」,7,000隻という膨大な建造数の明石型生船(活魚運搬船)に関する歴史・造船資料一式,元禄5年に奉納された現存する最古の弁才船模型である元禄菱垣廻船模型。
(スカンジナビア資料館)