米海軍向けUUVに関する話題

○RTXのレイセオン部門は,米海軍向けに開発中の機雷捜索用UUVバラクーダ(Barracuda)の試験を実施した。さらに開発を進め,2026年に米海軍による試験を経て,2027年に初度運用能力(IOC:Initial Operational Capability)を達成する計画。(Jane’s 2025/4/8)
○ハンチントン・インガルスは米海軍に,REMUS300ベースの小型UUV,ライオンフィッシュLionfishの第1陣2基を納入した。2023年に3億4,700万ドルの契約を得て作業を進めているもので,最終的に200基を納入する計画。(Jane’s 2025/4/8)
○4月16日にオースタルUSAで,ナヴァホNavajo級航洋救難曳船の7番艦ソロモン・アトキンソンSolomon Atkinson T-ATS-12の起工式が行なわれた。艦名は,SEAL(Sea-Air-Land)チーム1を構成した当初メンバーの一人にちなんでおり,スポンサーはソロモン・アトキンソンの夫人であるジョアン・アトキンソン氏と,息女のマリア・ヘイワード氏,ミシェル・ガンヤー氏が連名で務める。(NAVSEA 2025/4/16)
○4月26日に,サンディエゴのジェネラル・ダイナミクス・ナショナル・スチール&シップビルディング(NASSCO)で,T-AO(X)ことジョン・ルイスJohn Lewis級給油艦の6番艦ソジャーナ・トゥルースSojourner Truth T-AO-210)の命名式が行なわれた。艦名は,19世紀の人権活動家にちなんでいる。(US Navy 2025/4/25)