●郵船クルーズの「飛鳥Ⅲ」引渡し
先月号でエムス川を下る姿を報じた郵船クルーズの飛鳥Ⅲ(52,265総トン)は,その後エムデンを拠点に仕上げ工事と試運転を実施していたが,去る4月10日に引き渡された。同日船上では,遠藤弘之郵船クルーズ社長,マイヤー・ヴェルフトのベルント・アイケンスCEOら関係者により引渡しセレモニーが開催され,フラッグ交換が行なわれた。日本時間4月12日19時過ぎ,エムデンを出航し回航の途に就いた。発表されたクルーズは4月3日から販売が開始され,7月20日発の処女クルーズや8月5日発の日本一周クルーズはすでに完売している。
(MEYER WERFT)