●NCLの「ノルウェージャン・アクア」デビュー/「ノルウェージャン・ルナ」進水
ノルウェージャン・クルーズ・ライン(NCL)の「プリマ・プラス・クラス」1番船ノルウェージャン・アクアNorweegian Aquaが,去る3月13日,建造所の伊フィンカンティエーリ造船所マルゲラ工場で引き渡された。本船はNCLが同所に6隻発注している「プロジェクト・レオナルド」の3番船で,先の2隻(プリマ・クラス。143,535総トン)より約10パーセント大型化され,154,140総トン,全長321.8メートルとなり,船客定員も3,571名に増えている。「空と海が出会う場所」と題された船体アートは,抽象と具象を交えて海と空を描いたもので,世界的な女性ストリート・アーティスト,アリソン・ヒューマンが手掛けた。初航海で2,000人以上の招待客を乗せサウサンプトンに向かい,次いで乗客を乗せて北米に移動し,4月13日にマイアミで命名式を実施した。
ノルウェージャン・アクアの引渡しと同日,同型2番船のノルウェージャン・ルナNorwegian Lunaが同じマルゲラ工場で進水した。ドックに注水浮上して艤装桟橋に移動した。デビューは2026年4月4日,マイアミ発のカリブ海クルーズの予定。
(NCL)