豪政府が西オーストラリアの造船・造修施設を増強

 オーストラリア政府は9月14日に「総額120億豪ドルを投じて,西オーストラリア州ヘンダーソンの造船・造修インフラ強化を実施する」と発表した。水上戦闘艦や揚陸艇の建造,水上戦闘艦の維持管理,攻撃原潜の臨時整備を実施できるようにするのが目的。
 ヘンダーソンのオーストラリア海洋複合施設は,オースタル,BAEシステムズ・オーストラリア,シブメクといった「店子」が造船・造修施設を構えるエリアと,共用エリア(CUF:Common User Facility)で構成する。今回の計画では,南側のCUFにドック施設や事務所棟などを新設する模様。(Australian DoD 2025/9/14)