豪アラフラ級OPVの3番艦が進水
西オーストラリアのヘンダーソンに所在するCDI(Civmec Defence
Industries)で10月31日に,オーストラリア海軍向けアラフラArafura級OPVの
3番艦,ピルバラPilbara(OPV205)が進水した。
同級は当初の計画を縮小して6隻を建造する計画だが,そのうち1番艦アラ
フラ(OPV203)と2番艦エアEyre(OPV204)はASCが,残る3~6番艦はCDIが
建造することになっている。
4~6番艦の予定艦名は,ギプスランドGippsland(OPV206),イラウォラ
Illawarra(OPV207),カーペンタリアCarpentaria(OPV208)。
主要目は排水量1,640トン,全長80メートル,幅13メートル,吃水4メート
ル,ディーゼル(出力4,440kW)2基で速力22ノット,航続距離4,000浬。兵装
は25ミリ機銃M242ブッシュマスターを遠隔操作銃塔タイフーンと組み合わせる
ほか,12.7ミリ機銃2基を備える。(Naval News 2025/11/3)