英海軍がシー・ヴァイパーSAMシステムを改良

 英国防省は45型駆逐艦が搭載しているシー・ヴァイパー対空ミサイル・シス
テムを対象とする能力向上改修契約を,MBDA UKに対して4億500万ポンドで発
注した。この改良計画ではアスター30対空ミサイルをブロックⅠ仕様にアップ
グレード,弾頭とソフトウェアの改良を図り,弾道ミサイル迎撃能力を持たせ
る。またサンプソン多機能レーダーや指揮管制システムの改良も実施する。さ
らに将来,開発中のアスター30ブロック1NTも導入する。