英攻撃原潜の解役・処分に関する動き

 バブコックはスコットランドのロシスにある同社事業所で,退役した英海軍の攻撃原潜スウィフトシュアSwiftsureの解体作業を始めている。まず手始めとして,セイルの撤去が行なわれた。この解体作業は,DNE(Defence Nuclear Enterprise),それとKDCヴェオリア・デコミッショニング・サービスならびにロールス・ロイスの両社と協力しながら進めているもの。
 また,バブコックは別件で英国防省から,トラファルガーTrafalgar級攻撃原潜4隻を対象とする,炉心抜き取り作業の契約を受注した。まず1隻目を対象とする作業の準備を,1億1,400万ポンドで受注したところ。こちらの作業は,プリマスのデヴォンポートで実施する予定。(Babcock 2025/6/4,Naval News 2025/6/5)