米海軍の新造艦に関する話題
ジェネラル・ダイナミクス傘下のナショナル・スチール&シップビルディン
グ(NASSCO)で建造している,T-AO(X)ことジョン・ルイスJohn Lewis級給油
艦の5番艦ルーシー・ストーンLucy Stone T-AO-209が,試験航海を完了し
た。(General Dynamics NASSCO 2025/11/5)
また,NASSCOは同級11番艦(T-AO-215)と12番艦(T-AO-216)を,総額17億
ドルで追加受注した。最初の6隻(T-AO-205~210),続いて3隻(T-AO-211
~213)を受注した後,2024年に8隻(T-AO-214~211)の契約を締結してお
り,そのうちの一部。(General Dynamics NASSCO 2025/11/10)
米海軍海洋システム軍団が11月18日に,アーレイ・バークArleigh Burk級駆
逐艦の74番艦ハーベイC.バーナムJr. Harvey C. Barnum Jr. DDG-124を前日に
領収したと発表した。建造所はジェネラル・ダイナミクス傘下のバス鉄工所
(GDBIW)。艦名はベトナム戦争における戦功で議会名誉勲章を受章した海兵
隊員に由来する。(NAVSEA 2025/11/18)
また,同級78番艦のテッド・スティーブンスTed Stevens DDG-128が,
INSURV(Board of Inspection and Survey)による官側の領収試験を完了し
た。同艦はフライトⅢの2隻目にあたる艦。(HII 2025/11/21)