米海軍がAN/BYG-1のイギリス向けデモを実施
米海軍は2025年11月に,コネチカット州グロトンのニュー・ロンドン潜水艦
基地にある訓練施設で,潜水艦向け戦闘システムAN/BYG-1のデモンストレーシ
ョンを実施した。AN/BYG-1は米海軍に加えて,オーストラリア海軍のコリンズ
Collins級潜水艦でも導入している,米豪共同案件の製品。それを,イギリス
の海軍ならびに産業界関係者を対象としてデモンストレーションした。
これは,SSN-AUKUSへのAN/BYG-1の導入を視野に入れて,同システムに関す
る英側の理解を深める目的で実施したもの。そのため英側の関係者は,話を聞
いたり見学したりするだけでなく,システムの操作も体験した。
オーストラリア政府は別件で,SSN-AUKUSの建造で必要となる核動力主機の
コンポーネント2隻分について,3億1,000万ドルを投じて先行調達すると発
表した。製造担当はロールス・ロイスだが,同社に対しては10年間で24億ポン
ド投資して生産能力を増強するとしている。オーストラリア国内で潜水艦建造
を担当するのは南オーストラリア州オズボーンに新設する施設(Submarine
Construction Yard)だが,こちらは39億豪ドルを投じるとしている。
(NAVSEA 2026/2/4,Naval News 2026/2/24)