海保でネットの活用進む

 海洋情報部と交通部で、ネットの利用が進められている。

 海洋情報部では先頃、日本近海の英語表記海図をオンデマンド配信することを、英海洋情報部と合意した。従来は販売店が適宜手作業で更新情報を追加していたが、今後は日本の海洋情報部が最新の海図データを英海洋情報部のクラウドサーバーに上げ、販売店はこれを入手する。

 一方交通部は、灯火の点灯状況や位置情報、バッテリーの電圧といった灯浮標のコンディションを、従来は専用の無線機で管理していたが、今後はこれらのデータをクラウドサーバーに上げ、インターネット回線を経由して管理する。