海保 4年度概算で大型船5隻を要求

海上保安庁は昨夜26日、令和4年度概算要求を公表した。

新規要求の船艇と航空機などは次のとおり。

まず「戦略的海上保安体制の構築」で、3500トン型(みやこ型)巡視船3隻、1500トン型(くにさき型)巡視船1隻、大型無人機1機とその支援設備、中型(陸上基地用)ヘリコプター1機の整備と、海上保安学校の老朽化した施設と教育機材の更新を目指す。なお巡視船とヘリコプターは増強で、無人機はリース。

「国民の安全・安心を守る業務基盤の充実・強化」では、砕氷巡視船「そうや」の代替船とその搭載機、小型巡視艇2隻、ドローン対策資機材を要求している。「そうや」代船は運用海域の特性を勘案して、極端な大型化はしないようだ。小型巡視艇は18メートル型CL。