沖縄周辺の軽石漂流状況を調査

第十一管区海上保安本部は、26日午前、沖縄周辺海域の軽石の漂流状況を航空機により調査した。

https://www.kaiho.mlit.go.jp/11kanku/karuishi.pdf

また同日午後、海の安全情報として、迂回やストレーナーのチェックなど、同海域を航行する船舶への注意喚起を行なった。

福徳岡ノ場の噴火により生じた大規模な軽石の漂流は、観光地の海岸に大量に堆積したり漁船の出漁を難しくするなどの影響が出ているが、漂流範囲や量などについて、いまだ全体像が見えずにいる。

漁港などで確認された海上の軽石層の厚みは15センチほどなので、大型船が航行不能になる事態には至っていないが、吃水が浅くエンジン冷却水の取水口の位置も浅い小型船艇は、巡視艇「しまぐも」のようにストレーナーが目詰まりをおこして航行不能になる可能性がある。またウォータージェット推進船は、少量の軽石なら海水とともに吹き出してしまうが、大量に吸い込むとインペラーが損傷する恐れもある。

なお23日夜、沖縄糸満市の沖合55キロで航行不能になった「しまぐも」は、24日午後2時頃、巡視船に曳航されて無事中城新港に到着した。