トルコが国産SAMを試射
トルコ軍の装備部門SSBが8月15日に,ロケットサンが手掛けている国産艦対空ミサイルのヒサルD(Hisar-D)の試射実施について明らかにした。場所は黒海,使用した艦は国産フリゲイトのイスタンブールİstanbul(F-515)。同艦が装備するアクティブ・フェーズド・アレイ・レーダーCENK 400-Nでターゲットを捕捉して,射撃指揮レーダーAKREP 300-Nで追尾を実施,ロケットサン製VLSの“Midlas”からヒサルDを発射した。
ヒサルDは同名の地対空ミサイルの艦載版で,艦載化に際して画像赤外線誘導をレーダー誘導に改めた。中間誘導には国産データリンクGÜDÜ 200-MGを使用する。射程は25キロ程度とされる。(Jane’s 2025/8/19)