インド国産の潜水作業支援船が就役

 7月18日に,インド国産の潜水作業支援船(DSV:Diving Support Vessel)ニスタルNistarが就役した。建造所はヴィシャカパトナムのヒンドスタン造船所,配備先は東部海軍司令部(ENC:Eastern Naval Command)。2隻目も建造中である。排水量10,000トン+,全長118メートル,幅23メートル,巡航速力14ノット,乗組員250名(うち士官25名)。DSRVを搭載して,潜水艦救難艦として運用することもできる。
 なおインド海軍は2016年に,英ジェームズ・フィッシャー&サンズ傘下のJFDに2隻のDSRVを1億9,300万ポンドで発注して取得済みで,このDSRVは2021年4月にインドネシアの209/1300型潜水艦ナンガラNanggala(402)が行方不明になった時に出動したことがある。(Naval News 2025/7/19)